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飼育して30年

ジンベエザメの謎を追い

そして未来(保全)に繋げる。

 
 
 
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ジンタの歴史

  •  ジンタの飼育は30年前の1995年(平成7年)3月に始まりました。
    当時は全長4.6m、体重800㎏でしたが、現在は全長8.8m、体重6000㎏にまで成長(2025年1月現在)。2012年には、世界で初めて飼育下でのジンベエザメの性成熟が確認されました。
     飼育当初は、世界的にみてもジンベエザメの飼育例がほとんど無く、ジンタはジンベエザメの生態解明に大きく貢献してきました。
    沖縄美ら海水族館では、今後もジンタの飼育を通してジンベエザメの生態解明と飼育技術の向上により更なる長期飼育の実現に努めていきます。

ジンタの名前はいつから?

 飼育10年目の2004年、世界最長飼育記録を達成したことを記念して、1万点以上の一般公募の中から「ジンタ」と命名されました

「ジンタ」は長年、ジンベエザメの謎の解明に貢献

  •  沖縄美ら海水族館では、採血やエコー検査、24時間の行動観察等を行い、ジンタのデータを30年間にわたり記録してきました。
    その結果、ジンベエザメの性成熟過程を世界で初めて科学的に解明しました。
    また、ジンベエザメの眼に隠された秘密やエサを食べる際の独特な動き等、新たに明らかとなったことが数多くあります。
    これらの成果は学術論文として発表するなど、国内外に向けて発信しています。
     また、ジンタを通して得た30年間の貴重なデータや健康管理技術は、水族館に留まらずガラパゴス諸島における野外調査にも役立てられています。
     沖縄美ら海水族館は、今後も世界の研究機関とともにジンベエザメの生態解明に挑戦していきます。

教育普及に貢献

  •  ジンタの貢献は、観光や調査研究にとどまりません。教育普及の面でも大きな役割を果たしています。
    学校の授業や校外学習では、ジンベエザメが学びのテーマとして取り上げられることが多く、海洋生物への関心を育むきっかけとなっています。
    また、Web会議システムを活用した遠隔授業では、入院中の子どもたちや特別支援学校の児童生徒に向けて、大水槽を悠々と泳ぐジンタの姿をリアルタイムで届けています。
    画面越しに広がる海の世界やジンタの姿が学びと交流のきっかけとなり、世界中の子どもたちに海の素晴らしさや学ぶ楽しさを伝えています。

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