


- サンゴ礁への旅 個水槽
- 稀少度:★★★★★
アサヒガニ
相模湾以南、九州、沖縄、伊豆諸島などからハワイ、インド洋のアフリカ東岸まで分布する。
普段は砂の中にもぐり、砂の上に眼だけを出している姿を見かける。
一般的なカニは横歩きをするが、本種は前向きに素早く歩くことができる。
九州や沖縄では重要な食資源とされるが、やや深場に生息するため、生きた姿を見かける機会は少ない。
オスはメスと比較すると大型に成長し、頭部側縁のトゲが大きく発達する。
腹部は完全に折りたたむことができず、原始的なカニの仲間とされる。
4番目と5番目の歩脚は退化傾向にあり、歩行には使用されない。
歩脚の先端はスコップのような形状をしており、また抵抗の少ない体形をしているため、素早く砂の中に潜ることができる。
学名 | Ranina ranina |
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英名 | Spanner crab |
沖縄名 | - - - |
中名 | 旭蟹 |
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