アオリイカ※現在展示は行っておりません

北海道以南に分布する。体色は普通半透明であるが、環境に応じて黒褐色、白色、透明と変化する。カラストンビと呼ばれるくちばしを持ち、強力な顎の筋肉で獲物の肉を食いちぎる。肉はきわめて美味で、沖縄ではイカのスミ汁などにして食べる。水族館では、1978、1984、1985年、2016年に水槽内繁殖が行なわれ、特に84年の繁殖は、2代目が産卵するまでに飼育できた。日本動物園水族館協会より繁殖賞を受けた。