- 深海の小さな生き物
- 繁殖賞受賞
- 世界初
- 稀少度:★★★★★
シマツノコシオリエビ※現在展示は行っておりません
島根大学エスチュアリー研究センターと当館の共同研究として、2019年2月に新種記載されました。記載及び展示個体は、沖縄県久米島にある沖縄県海洋深層水研究所の取水口(設置水深612m)より、海洋深層水とともに汲み上げられました。和名の「シマ」及び種小名の「balteipes」は、本種の特徴のひとつである「縞模様の脚」を表しています。近縁種であるE.sternomaculataとは、第3胸板の形および鉗脚掌部の背内縁上のトゲの数が少ないことにより区別できます。2021年12月に、本種の世界初となる飼育下繁殖に成功し、親子での展示を開始しました。親個体は2011年に当館に搬入された個体で、10年に及ぶ長期飼育の末、繁殖に至りました。
学名 | Eumunida balteipes |
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英名 | Banded leg horned squat lobster |
沖縄名 | - - - |
中名 | - - - |
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