トラフカラッパ

東京湾以南～インド洋西部の水深30-200mの砂底に生息する。
沖縄本島周辺での生息水深はやや深く、水深150－200mの砂地から採集されるため、目撃例は極めて少ない。
はさみ脚に暗褐色の虎班(とらふ)模様が入ることが和名の由来となっている。
カラッパ類の中では大型になる種類。
日中は砂に潜り隠れていることが多く、夜間に餌となる巻貝などを求めて活発に行動する。
同じ水深帯には「オガサワラツブリ」という巻貝が多く生息しており、飼育下ではオガサワラツブリを捕食する様子が観察されている。