- 深海の小さな生き物
- 日本初
- 稀少度:★★★★★
ダイダイツノワラエビ※現在展示は行っておりません
太平洋の中部からインド洋の中部(水深390-1500m)にかけて、点在して採集の記録がある。当館と島根大学エスチュアリー研究センターとの共同研究により、沖縄県久米島にある沖縄県海洋深層水研究所の取水口(水深612m)より吸い上げられた個体を、2019年に日本初記録種として報告した。本種の属するツノワラエビ属は、世界中から12種が報告されており、いずれも深海にのみ生息している。報告論文に記載された個体は、2017年に当館で生体展示に成功している。深海のクモエビ上科の多くは刺胞動物(サンゴの仲間)に共生することが知られており、本種も何かしらの刺胞動物に共生するものと考えられる。
学名 | Sternostylus investigatoris |
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英名 | Orange-colored horned straw lobster |
沖縄名 | - - - |
中名 | - - - |
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