盤の直径が10㎝以上になる大型のイソギンチャク。 足盤の吸着力は比較的弱く、吸引装置により捕獲に成功した。 日本では、東京湾や三河湾、九州などから発見の報告がある。 触手の数は100本以上と多く、先端は球状となる。 当館のROVによる調査では水深413mに生息を確認し、その周囲にはジンケンエビ属の一種が大群をなしていた。 本種がジンケンエビ類を捕食する瞬間が目撃できていないことや、触手に触れたジンケンエビ類が捕食されなかった観察例などから、本種はジンケンエビ類に隠れ家を提供し、ジンケンエビ類を目当てに近寄ってきた生き物を捕食しているのではないかと推察している。
※生き物の名前は「カタカナ」で入力してください。「水深」「奄美」などのキーワードでも検索できます。
飼育員のコメント
盤の直径が10㎝以上になる大型のイソギンチャク。
足盤の吸着力は比較的弱く、吸引装置により捕獲に成功した。
日本では、東京湾や三河湾、九州などから発見の報告がある。
触手の数は100本以上と多く、先端は球状となる。
当館のROVによる調査では水深413mに生息を確認し、その周囲にはジンケンエビ属の一種が大群をなしていた。
本種がジンケンエビ類を捕食する瞬間が目撃できていないことや、触手に触れたジンケンエビ類が捕食されなかった観察例などから、本種はジンケンエビ類に隠れ家を提供し、ジンケンエビ類を目当てに近寄ってきた生き物を捕食しているのではないかと推察している。