- 深海の小さな生き物
- 人気者
- 稀少度:★★★★★
イバラフグ※現在展示は行っておりません
フグ科の中でも、全長約10㎝と小型の種である。1997年に沖縄本島で採集された標本を元に、2018年に和名が提唱された。体表を密に覆う小さな棘が和名の由来。鼻器が柱状に突出し2 個の開口部を有すること、また、眼の背部表面は体表の皮膚と結合する一方、腹部表面は体表の皮膚から分離することなどの特徴が見られる。写真の個体は、2024年10月に沖縄本島沖の水深約200mから当館の無人潜水艇ROVで採集された。全長は5㎝ほど。飼育下では砂の中に身を隠す様子が観察された。また、刺激があると胃に海水を取り込み、丸く膨らむ。
学名 | Tylerius spinosissimus |
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英名 | Spiny blaasop |
沖縄名 | - - - |
中名 | 長刺寬吻魨 |
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