
- 深海の小さな生き物
- 世界初
- 稀少度:★★★★★
カブキドウケツエビ※現在展示は行っておりません
2025年に、当館と千葉県立中央博物館との共同研究により新種記載した。
新種記載した個体は、当館が独自に行っている深海域調査の最中に、沖縄県伊江島周辺の水深286mから採集しました。
本種の属するドウケツエビ属は、これまで六放海綿類のみと共生することが知られていましたが、本種は袋状となるカラマツ類(サンゴの仲間)の内部空間を生息場所とするなど、既知種と大きく異なる生態が観察されています。
このことから、型破りな行動を好む‘傾奇者’と、歌舞伎の演者がつける化粧を連想させるような独特の模様を持つことから、和名と学名を提唱しました。
その後の調査でも本種の標本は採集されておらず、非常に珍しい種と考えられます。
学名 | Spongicola kabuki |
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英名 | - - - |
沖縄名 | - - - |
中名 | - - - |
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