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ユメナマコ

水深300-6000mに生息し、クラゲナマコ科に属する。大きさは20㎝程度。
体がゼラチン質で半透明、皮膚が非常にもろく、容易に剝がれてしまう。
本種は背側の前側にいぼあしが膜で連なった扇子状の、後側に同様に膜で
連なった水かき状の形状を有しており、この2つの部分を帆のように広げ浮遊・遊泳する。

沖縄の近海水深800mの地点で採集された個体を、2025年10月23日に当館としては初めて展示した。
底を這うようにして触手で砂を掴み、口へ運ぶとされるが水族館では主に浮遊している状態が続いている。

紫色の皮膚がほとんどが剥がれた状態で採集されたが、水族館で飼育を開始して3日ほどでほぼ全ての部分が
再生する様子が観察されたことから、皮膚の再生能力が非常に高いことがうかがえる。
 

学名 Enypniastes eximia
英名 Headless chicken monster
沖縄名 - - -
中名 - - -

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