- サンゴ礁への旅 個水槽
- 稀少度:★★★★★
ドロクイ
全長30 cmほどに成長するニシン科の魚。国内では高知県や和歌山県、宮崎県、沖縄島などでみられる。内湾の砂泥干潟でみられ、仔稚魚は波打ち際に強く依存した生活史を持つ。埋め立てによって生息地が消失しつつあり、環境省版レッドリストでは絶滅危惧ⅠB類、沖縄県版レッドリストでは絶滅危惧ⅠA類に選定されている。高知県の個体群と沖縄島の個体群は遺伝的な差異があることが知られている。沖縄島での産卵期は1月から5月で、最高齢は6歳である。よく似たリュウキュウドロクイとは体高(ドロクイの方が低い)や尻ビレの鰭条数(ドロクイの方が少ない)で区別できる。
| 学名 | Nematalosa japonica |
|---|---|
| 英名 | Japanese gizzard shad |
| 沖縄名 | アシチン |
| 中名 | 日本海鰶 |
飼育員のコメント
私(筆者)が飼育員になる前からずっと飼育したかった魚です。臆病なうえに擦れに弱いので、搬入当初は上手く飼育できるかとても不安でした。展示までこぎつけることができて感無量です。本種は餌を探す際に砂に鼻先を突っ込み、細かい砂をペッと吐き出す姿がとてもコミカルです。ぜひご注目下さい。