巨大イセエビの脱皮
- 2016年04月14日
- 展示生物
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先日、ニシキエビの感覚毛についてご紹介しましたが、今日はそのニシキエビの脱皮についてご紹介します。
ニシキエビは現在、写真の水槽にて2個体を展示しているのですが、そのうちの小さい個体が最近「脱皮」をしました。
エビの仲間が脱皮する時には、頭と胴体の間がパカッと開き、そこから本体が抜け出てきます。
今回はその脱皮した殻を使って、飼育員との大きさを比較してみましたので紹介していきますね。
巨大なニシキエビの大きさを体感してもらうために、まずは普通のエビの写真から・・・
飼育員が手にしているのは、リョウマエビと言う深海エビの一種です。
リョウマエビもニシキエビと同じイセエビ科の仲間ですが、小さいですね。
飼育員の顔も心なしか寂しそうです・・・・
続いては、お待ちかねのニシキエビの脱皮殻です。
なんという大きさでしょうか!
この個体は、触角の先端から尾の先端までの長さが130㎝もあります!
飼育員も嬉しそうな顔をしていますね!!
重さは量っていないので正確ではありませんが、およそ4.5kgほどだと考えています。
もう1匹の大きな個体も、近いうちに脱皮をしそうな気配がありますので、その際には重さも量ってみたいと考えています。
ぜひ皆さんも沖縄の巨大なイセエビを観察して、記念撮影をしてみてくださいね。