初展示です!
- 2016年11月23日
- 展示生物
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先日、沖縄美ら海水族館で所有しているROV(無人潜水艇)での調査で、珍しい生き物が採集できました。
ウミカラマツという動物(植物ではない!)の仲間で、
まだ和名のついていない「Cuppressopathes abies(学名)」という種類です。
海底の岩などに根元は固着しており、
流れてくるプランクトンなどを小さな触手で捕らえ、餌にしています。
下の写真は、ROVで撮影した海底の様子です。
このぐらいの水深(60m付近)だと、まだまだ太陽光が良く届いており、青い世界が広がっています。
きれいな風景がたくさん見られる水深で生物相も豊富ですが、
人間が潜るには深すぎ、また潜水艇で調査するには浅すぎるため、あまり調査の進んでいない水深帯でもあります。
また、今回採集したウミカラマツの一種の枝の間には、高い確率でサンゴガニの仲間が共生しています。
ブラシ状に発達したウミカラマツの枝が、いい感じの隠れ家として機能しているんですね。
今回採集に成功した、ウミカラマツの一種「Cuppressopathes abies」とサンゴガニの仲間「ホシベニサンゴガニ」は、
サンゴ礁への旅個水槽で展示中ですので是非ご覧になって下さい。
※生物の状態によっては展示を取りやめる場合もあります。ご了承ください。
ウミカラマツという動物(植物ではない!)の仲間で、
まだ和名のついていない「Cuppressopathes abies(学名)」という種類です。
海底の岩などに根元は固着しており、
流れてくるプランクトンなどを小さな触手で捕らえ、餌にしています。
下の写真は、ROVで撮影した海底の様子です。
このぐらいの水深(60m付近)だと、まだまだ太陽光が良く届いており、青い世界が広がっています。
きれいな風景がたくさん見られる水深で生物相も豊富ですが、
人間が潜るには深すぎ、また潜水艇で調査するには浅すぎるため、あまり調査の進んでいない水深帯でもあります。
また、今回採集したウミカラマツの一種の枝の間には、高い確率でサンゴガニの仲間が共生しています。
ブラシ状に発達したウミカラマツの枝が、いい感じの隠れ家として機能しているんですね。
今回採集に成功した、ウミカラマツの一種「Cuppressopathes abies」とサンゴガニの仲間「ホシベニサンゴガニ」は、
サンゴ礁への旅個水槽で展示中ですので是非ご覧になって下さい。
※生物の状態によっては展示を取りやめる場合もあります。ご了承ください。