【タルマワシ登場!】

今年も広島大学の練習船「豊潮丸」の調査航海に乗船させていただき、貴重な「タルマワシ」の仲間を採集してきました。

展示中のタルマワシの仲間

タルマワシは全長2cmほどの深海性甲殻類の一種で、海中を漂うプランクトン生活を送り、サルパ(ホヤの仲間)などを餌にしています。
今回は水深1000m付近から、特殊なプランクトンネットを用いて採集に成功しました。

さて、タルマワシって変な名前だなぁと常々思いますが、この名前が付けられたのにはハッキリとした理由があります。
タルマワシは、サルパを餌として利用するだけでなく、サルパの内側を食べるとその中にもぐり込み、巣として利用することが知られています。

サルパにもぐり込んだタルマワシの仲間

サルパの中にもぐり込んで遊泳する様子が、タル(円筒形のサルパをタルに見立てている)を回しているように見えることから「タルマワシ」という名前が付けられたそうです。
当館では、サルパや飼育員の作った偽物のサルパに入ったタルマワシを観察することができますので、詳細はぜひ水槽をご覧ください!

展示水槽:水族館1階深海への旅「深海の小さな生き物」コーナー

※生き物の状態により、予告なく展示中止・変更することがあります。予めご了承ください。