【キーマー】
- 2017年08月11日
- 展示生物
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タイトルの「キーマー」というのは、沖縄の方でしたら聞いたことがあるかと思います。
沖縄の方言で「毛深い人」のことを言います。
というわけで、今回は海の中に棲んでいる「キーマー」をご紹介します。
わりと有名なカニで、名前は「モクズショイ」と言います。
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モクズショイは、自分の体に藻や海綿をちぎって付ける習性があり、これによって外敵から上手く身を隠しています。
この習性から、「藻の屑(くず)を背負うカニ」=「モクズショイ」と名づけられました。
さて、体に藻をつけるとのことですが、海の中に、もちろん接着剤はありません。
どうやってくっつけているのでしょうか?
その秘密は、顕微鏡で拡大してみるとわかるのです。
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上の写真は、モクズショイの体表を拡大したものですが、何やらカギ爪状をしたものがたくさん写っていますね。
実はこれ、モクズショイの「毛」なのです。
この毛に、藻や海綿などをマジックテープのようにして引っかけていたのですね。
なんとも便利な毛を持っているものです。
沖縄の方言で「毛深い人」のことを言います。
というわけで、今回は海の中に棲んでいる「キーマー」をご紹介します。
わりと有名なカニで、名前は「モクズショイ」と言います。
モクズショイは、自分の体に藻や海綿をちぎって付ける習性があり、これによって外敵から上手く身を隠しています。
この習性から、「藻の屑(くず)を背負うカニ」=「モクズショイ」と名づけられました。
さて、体に藻をつけるとのことですが、海の中に、もちろん接着剤はありません。
どうやってくっつけているのでしょうか?
その秘密は、顕微鏡で拡大してみるとわかるのです。
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上の写真は、モクズショイの体表を拡大したものですが、何やらカギ爪状をしたものがたくさん写っていますね。
実はこれ、モクズショイの「毛」なのです。
この毛に、藻や海綿などをマジックテープのようにして引っかけていたのですね。
なんとも便利な毛を持っているものです。