【夜のタコ】

みなさん、はいさい!
今回はタコのお話です。当館では現在「サンゴ礁への旅個水槽」でワモンダコを展示していますが、ご覧になりましたか?
では、そのタコの目を思い出してみてください。どのような形だったか覚えていますか?

ヤギのような横長の目をしていますね。


閉館後、真っ暗になった夜の水族館を異常がないか飼育員が見回りをするのですが、その時間は、昼間とは違う生き物たちの姿を見ることができます。
その時に見かけたタコの目がこちらです。


いつもより大きく開いているではありませんか!普段みなさんが見るときは水槽内が明るいので目は半開き程度ですが、夜行性のタコたち、夜はくっきりと開けていたのですね。
ちなみに、申し訳ないと思いつつライトを少し当てるとしっかりと目を細める様子が見られました。(ごめんね!!)


さて、暗いときには目を開けて、明るいときには目を細めるとは言いましたが、実際にはタコに私たちのような「まぶた」はありません。眼球は常に剥き出しの状態で、虹彩(こうさい)といわれる目の中にある薄い膜を伸び縮みさせることで目に入る光の量を調節していると考えられます。
タコは背骨のない無脊椎動物ではありますが、ずば抜けて目が発達しているそうで、角膜・虹彩・レンズ・網膜などを兼ね備え私たち脊椎動物とほとんど同じ構造をしています。


夜は活発に動き回ることが多いワモンダコでした。

夜にしか見せない生き物の貴重な姿、発見したらまたお話しますね!

※生き物の状態によっては、予告なく展示を中止することがあります。予めご了承ください。