【コトクラゲが生まれています】

みなさん、はいさい!
現在「深海の小さな生き物」コーナーでは、希少なコトクラゲを展示中です。


コトクラゲは有櫛動物(クシクラゲ)の仲間ですが、多くのクシクラゲの仲間のように海中を漂って暮らしていません。コトクラゲは水深200m付近の深い海の底で、様々なものにくっついて暮らしています。体が非常に柔らかく採集が困難なため、展示の難しい種類でしたが、当館では無人潜水艇(ROV)を使って採集できるようになりました(2017/1/27「希少なコトクラゲを採集、展示!」)。最近ではなかなかの高確率で採集できるようになり、現在はなんと体色の違う4個体を展示中です。
実はこの希少なコトクラゲが、2ヶ月ほど前から幼生(赤ちゃん)を出しています。
予備水槽で約8ヶ月飼育している個体の体の中に幼生が並んでいるのが見えます。これが順番に出てきているようです。




おとなのコトクラゲは大きさ20-25cmほどですが、出てきた幼生の大きさは2mmほどで、おとなのコトクラゲとは少し様子が違います。



おとなのコトクラゲは、クシクラゲの仲間が泳ぐ時に使う櫛板(くしいた)という部分が消失していて、泳がず海の底で暮らしていますが、幼生の時にはまだこの櫛板がしっかりあり、上手に泳ぎます。また形もウサギの耳のようではありません。これからどのように変化していくのか興味深いところです。
現在、張り切って育成中です!成長して変化が見えてきたら、また紹介したいと思いますので、お楽しみに!