【見れたらラッキー】

みなさん、はいさい!
今回は、深海への旅エリア「深海の小さな生き物」で展示をしている貝の仲間を紹介したいと思います。
実際見られるのは体の一部だけなんですけどね・・・(汗)
というわけで、まずは展示の様子から。

ん?写真間違えてませんか?という疑問が聞こえてきそうですが、よーく見ると体の一部がたくさん写っていますよ。

分かりやすいよう、写真を少し拡大してみましょう。

先ほどの写真に写っていた体の一部というのは、矢印の先にある棒状のものです。
これ、何かと言いますと、水管(すいかん)といって、呼吸のための水を取り込む器官なのです。
展示を始めた貝は「ムシロガイの仲間」と「エゾバイの仲間」で、どちらも普段は砂の中に潜って隠れています。しかし、砂の中だとうまく呼吸ができないので、水管だけを砂の上に伸ばして、呼吸のための新鮮な水を取り込んでいるというわけです。


水槽の中には全部で5種類の貝が入っているのですが、どれも殻の長さが2cmほどの小さな貝たちです。


解説パネルでも、見つけるチャンスは食事中だけ?!ということで紹介をしているのですが、餌やり自体もそんなに回数が多いわけではなく、週に1~2回しか行っていません。
ということで、全身が見られる機会は本当に貴重!なのです。

さあ、そしてこの貝の仲間、何を餌にしているかと言いますと、実は生き物の死がいを食べているのです。
海底に沈んだ餌のにおいをかぎつけると、砂の中から姿を現し、我先にと餌に群がります。


そして、獲物にたどり着くと、水管の下にある口を獲物に押し当て、歯舌(しぜつ)を使って肉を削りとりながら、どんどん食べ進めていきます。


狭い水槽の中だと、10分もすればご覧のように、餌が全く見えなくなってしまうほどの大群に。


なかなか餌やりのタイミングに遭遇することは難しいと思いますが、餌に群がる貝たちの様子は、水槽上のモニターにて紹介していますので、ぜひそちらもお楽しみください。