【ジンベエザメの採血】

みなさん、はいさい！解説員のRです。
先日8月22日に、YouTubeライブ配信で、「黒潮の海」水槽に暮らすジンベエザメの採血やエコー検査の様子を休館中の水族館からお届けしました。
対応したスタッフ一同、ご視聴いただいたたくさんの方々と共に、楽しい時間を過ごすことができ、とても感謝しております。


ライブ配信中に実施したジンベエザメの採血ですが、実は検査するには血液量が不足していたため、配信終了後に再度採血をし直しました。
検査結果は、『良好』でした～！


配信中にチャットで「注射針、太いんですね。」とコメントが寄せられました。ジンベエザメの採血で使用する針は、18ゲージ（外径1.25ｍｍ）、長さ70ｍｍのものです。人が献血をする際に使用する針と同じくらいの太さで長いものです。もちろん、生き物の種類によって針の太さや長さを変えています。


これは、当館が水中で生き物たちの採血を行うために編み出した注射器（シリンジ）の連結方法です。水中で採血を行う際、どうしても管の中に海水が入ってしまうため、正確な値が出ません。そのため、初めに管中の海水を抜いた後に、もう片方の注射器で海水の混じっていない血液を採取します。
 
毎月、定期検査を行っていますので、運良くタイミングが合えばジンベエザメの採血やエコー検査の様子が見られるかもしれませんよ！
 
まだ、YouTube本編をご覧になられていない方は、ぜひ下記URLからお楽しみください。
【夏休みスペシャル！ライブ配信】サメの？！水中エコー＆採血

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