【サンゴ礁の小さな魚たち、大人の階段上ってます!】

みなさん、はいさい!
解説員のKです。今日ご紹介するのは、親子で姿がガラッと変わるお魚2種類です♪


こちらは4㎝程しかない「ヒレナガハギ」の幼魚です。名前の由来ともなっている特徴的な縦に長いヒレは常に開いたままで、まるでスペードを連想させる形をしています。

そんなヒレナガハギの大人はコチラです!

大人の大きさは20㎝程あります。
縞模様は残っているものの、体の色が違います。何より、特徴的なヒレが見当たらないと思ったら…

ヒレが現れました!幼魚では閉じることが出来なかったヒレは、成魚だと開いたり閉じたりすることが出来るようになります。身の危険を感じた時は、ヒレを広げ、少しでも自分の体を大きく見せようとしている行動が観察されています。
 

続いては「ロクセンヤッコ」の幼魚です。

5㎝もない小さな体です。

大人になると、こうなります!

大人の大きさは30㎝ほどあります。同じ種類とは思えないほどの変わりようです。

ちなみに、生まれたばかりの頃はこんな感じです。

このように、サザナミヤッコは黒白の縞模様→少し大きくなると青く縁取られた黒白の縞模様→最後は縞模様がなくなり黒点が広がります。2種共にガラリと変身を遂げますよね。
 
この様にサンゴ礁域に暮らす生き物の中には、親と子で色や模様が異なるケースが多く、中にはそうなる事で自分の身を守ることに繋がる種類もいます。
この2種類の展示場所はコチラ!

水族館2階「サンゴ礁への旅 個水槽」エリアです。

こちらの表示が目印ですよ。

是非、展示を通して幼魚たちの成長と、その変化をお楽しみくださいね!
 
※生物の状況により、予告なく展示を変更することもあります。予めご了承ください。
 
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