【ジンベエザメのぬりえが沖縄を旅し、全国へ戻りました。】

沖縄美ら海水族館では、昨年11月に開館20周年を記念して、さまざまなイベントを開催しました。
その中の一つが、「旅するジンタ プロジェクト」です。
このプロジェクトは、外出が難しい子どもたちの代わりにジンベエザメ「ジンタ※1」のぬりえが沖縄を旅して、開館20周年イベントに参加した後、子どもたちの手元に戻ってくるという企画です。
当館の教育普及プログラム「遠隔授業※2」をご利用いただいている病院・特別支援学校(院内学級)にご協力いただき、108点の作品が集まりました。全国の病院で闘病中の子どもたちが一生懸命仕上げてくれたぬりえは、11月の1ヵ月間、館内を華やかに彩ってくれました。




その後、ぬりえは子どもたちの手元に帰りましたが、本プロジェクトにご参加いただいた東北大学病院では、「おかえり!ジンタくん」と題して、ぬりえを院内にて展示しています(1月31日まで)。患者さんや医療従事者の皆さまが足をとめて、子どもたちのぬりえや沖縄の青空の写真に癒されているそうです。
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これからも沖縄美ら海水族館では、全国の病院・特別支援学校の子どもたちに、海の生き物を通して楽しい時間や学びの機会を提供していきたいと思います。
※1 ジンタについて:
当館で展示中のジンベエザメ。同種の世界最長飼育記録樹立を記念して、2004年に「ジンタ」と命名されました。
※2 遠隔授業について:
コロナ禍で活動が制限されている全国の病院・特別支援学校の子どもたちのために、2020年4月よりスタートした無料のプログラムです。オンラインで水族館と施設を繋ぎ、海の生き物について楽しく学びます。これまでに3,637名の皆様にご利用いただきました(2022年12月末現在)。
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