【シノノメサカタザメの赤ちゃん誕生!】

みなさん、はいさい。
「シノノメサカタザメ」の赤ちゃんが生まれました。

2023年9月に当館にやってきたメスから10匹(オス5匹、メス5匹)の赤ちゃんが生まれたんですよ。
生まれた時の大きさは全長40~47cmでした。
大きくなると全長2m以上になると言われています。
赤ちゃんの時は体の色が黒や濃いグレーで、白色の縞模様や斑点模様が特徴的なのですが・・・実は大人になると見た目が変わるんです!

大人の姿がこちら!

体全体が無地の黄土色っぽい色に変わります。
色や模様が親と子で変わるエイの仲間なんです♪
・・・エイ?
いやいや、言い間違えたわけではありませんよ。
実はシノノメサカタザメは、見た目がサメのような「エイ」の仲間なんです!
 
ところでみなさん、サメとエイの見分け方をご存じでしょうか?
サメとエイの簡単な見分け方は鰓孔(えらあな)の位置です。
サメは体の横にありますが、エイはお腹側にあります。




この見分け方でシノノメサカタザメを見てみましょう。
体の横側に鰓孔は・・・

ありませんね。
それではお腹側を見てみると・・・

ありました!
サメとエイを見る時に参考にしてみてください。
 
以前の美ら海だよりでもサメとエイの見分け方についてご紹介しています。
よければ以前の記事もみてくださいね。
名前にサメとついたエイの仲間 | 美ら海だより | 沖縄美ら海水族館 - 沖縄の美ら海を、次の世代へ。- (churaumi.okinawa)
 
シノノメサカタザメの赤ちゃんは「サンゴ礁への旅 個水槽」にて展示しています。
赤ちゃんの時期ならではの姿を、是非見に来てくださいね!
※生物の状況により展示を終了することがあります。
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