【・・・消えた?!】

みなさん、はいさい!
解説員のRです。
10月に入り、沖縄も暑さが和らいだように感じる、今日この頃です。
 
さて、沖縄美ら海水族館では、8月の間「ナイトアクアリウム」と題したイベントを開催しました。期間中21時まで開館し、昼間とは異なる生き物の様子や夜の水族館をお楽しみいただきました。そんな8月のある日、20時50分頃の館内を見回っていたところ・・・「サンゴの部屋」の水槽の一つがこのようになっていました。

水槽ががらんとしていて、何もいないように見えます。
 
こちらの水槽、普段は下の写真のように「ハナブサイソギンチャク」が水槽いっぱいに広がっているのですが、一体どこにいったのでしょう?


よく探してみると、中央の砂のところに小さくなったハナブサイソギンチャクがいました。


〇で囲ったところ、白っぽい丸いものが見える辺りです。
ずいぶん小さく縮んでしまいましたね。昼と夜でこんなに変わるとは・・・驚きです。
なぜなのでしょうか?


担当の飼育員に確認すると、昼間は体内にすむ小さな植物プランクトンに光を届けるために腕を広げていますが、夜は身を守るため縮んで砂の中に入り込むということでした。
 
さまざまな生き物たちの夜の姿を見ることができたナイトアクアリウム。
皆さんは、生き物たちのどんな姿が記憶に残っていますか?
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