【ひとあしお咲きに】

みなさん、はいさい!
以前の美ら海だよりで紹介した「リュウキュウスガモ」に進展がありましたのでお知らせします。いや、させてください!
【田植え?】 | 美ら海だより | 沖縄美ら海水族館 - 沖縄の美ら海を、次の世代へ。-
 
「イノーの生き物たち」水槽に、海草の仲間「リュウキュウスガモ」の株を移植してから約1か月半が経過したのですが、なんと早速、“花”が咲きました!!

え?どれか分からない??
そうですよね・・・。
おそらく実物を見ても、花が咲いていることに気づかない方がほとんどではないかと思います。

リュウキュウスガモの花は葉の付け根付近に咲くのですが、雌花(めばな)と雄花(おばな)で形が違います。

どちらも色は白で、雌花は花弁が細く、雄花の方が太くしっかりとした花を咲かせます。
今回確認できたのは雌花だけですが、今後も順調に花を咲かせ続けてくれれば、近いうちに果実も見られるかもしれません(´艸`*)

ちなみに、果実も株の付け根付近にできますよ。

果実が実り始めてから種が採れるようになるまでには3か月ほどかかるので、赤ちゃんリュウキュウスガモが見られるのはまだまだ先の話になりそうです(;^ω^)
 
とまぁ、先の話は置いておいて、植え付け後の経過はひとまず順調なので、次は囲いをいつ外すのかが悩ましいところです。

もうそろそろ、しっかりとした根っこが張っているはずなので大丈夫だとは思うんですが、ついつい過保護に育ててしまいます(;´・ω・)
ちなみに、リュウキュウスガモは「今月の推し生物」として、水槽上のパネルでも紹介しています。

水族館にお越しの際は、ぜひご覧ください。
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