【「旅するジンタプロジェクト」が無事終了しました!】
沖縄美ら海水族館の「黒潮の海」大水槽で飼育しているジンベエザメ「ジンタ」が、2025年3月で飼育30年を達成しました。
これを記念して昨年4月にスタートした「旅するジンタプロジェクト」が、今年3月に無事終了しました。
本プロジェクトでは、教育普及プログラム「遠隔授業※」をご利用いただいている全国の病院や特別支援学校を中心に、等身大のジンタ・タペストリーが全国13の施設をリレー形式で巡りました。

さらにプロジェクトの一環として、子どもたちの代わりに「巨大ジンタぬりえ」が沖縄を旅する企画も実施。
参加施設の子どもたちが色を塗ったぬりえが全国から沖縄に集まりました。
3月の1か月間、合計173枚のジンタぬりえが館内を明るく彩り、多くのお客様の心を和ませてくれました。

また、3月5日には、ぬりえを届けてくれた子どもたちを対象にオンラインお披露目会を開催。
日本各地から多くの子どもたちが参加し、画面越しに自分の作品を探したり、ジンタがエサを食べる様子を見学したりしながら、ジンタの飼育30年をみんなでお祝いしました。


ぬりえはその後、子どもたちのもとへと戻り、昨年4月から始まったジンタプロジェクトは無事終了!
ご参加いただいた神戸大学医学部附属病院では、沖縄から戻ってきたジンタのぬりえを、院内でお披露目していただきました。

医療従事者の皆様や学校の先生方のご協力のもと、1年にわたり日本各地で実施した本プロジェクトを通じて、たくさんの子どもたちに笑顔を届けることができました♪
※遠隔授業
コロナ禍をきっかけに、2020年4月よりスタートした無料のプログラムです。全国の病院・特別支援学校の子どもが対象です。オンラインで水族館と施設を繋ぎ、海の生き物について楽しく学びます。これまでに338回授業を実施し、7,131名の皆様にご利用いただきました(2025年3月末現在)。