コトクラゲ成長中!


みなさん、はいさい!
 
今回は、「深海の小さな生き物」コーナーで展示している「コトクラゲ」について紹介します!



コトクラゲは、水深200m付近に生息する、底生性の(ゆう)(しつ)動物(クシクラゲ)の仲間です。触手や体の他の部分には刺胞がなく、触手上には、有櫛動物特有の「こう胞(粘着細胞)」が密生しており、流れてくるプランクトンを付着させて食べています。
刺胞を持たないため、触手に触れても刺される心配はありません!




生まれたばかりのコトクラゲは浮遊生活をしており、櫛板(くしいた)を使って泳いでいます。この櫛板はずっとあるわけではなく、成長すると無くなり、ヤギ類やサンゴなどの刺胞動物の仲間に掴まって生活するようになります。
 





当館で展示中のコトクラゲは全て当館生まれで、小さな個体は生後半年、大きな個体は生後2年になり、どちらもすでに付着生活をしています!
生まれた時は5mmほどでしたが、生後半年の個体は1.5㎝、2歳の個体は9㎝まで成長しましたよ!
これからの成長も楽しみです!



現在、こちらの水槽で展示しているので、ぜひ、大きさを見比べてみてください!
 
 

 
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