【旅するジンタプロジェクト~カンボジア&ウズベキスタンの子どもたちとともに~】

沖縄美ら海水族館が飼育している「ジンベエザメ」の「ジンタ」は、2025年3 月で飼育30 年を迎えました。
これを記念して、カンボジアとウズベキスタンの子どもたちが想いを込めて仕上げた「ジンタぬりえ」が、遠く沖縄まで旅をしました。
 
これらの作品は、当館の教育普及プログラム「遠隔授業※」を通じてご縁のある両国の病院の子どもたちが描いてくれたもので、合計100 点が寄せられました。
ぬりえは8 月の1か月間、当館の水槽前で展示され、海を越えて届いた色とりどりのジンタが、多くのお客様の心を和ませてくれました。


写真提供:JICA海外協力隊



また、展示期間中にはカンボジアとウズベキスタンをオンラインでつなぎ、ぬりえのお披露目会&ジンタのエサやり中継を開催しました。
画面にジンタぬりえが映し出されると、現地の子どもたちは「自分が塗ったジンタが日本にいる!」と大喜び。
その笑顔がとても印象的でした。
展示されたジンタぬりえは、9月末にそれぞれの子どもたちのもとへ帰っていく予定です。


写真提供:特定非営利活動法人ジャパンハート


写真提供:JICA海外協力隊

※遠隔授業
コロナ禍をきっかけに、2020年4月よりスタートした無料のプログラムです。全国の病院・特別支援学校の子どもが対象です。オンラインで水族館と施設を繋ぎ、海の生き物について楽しく学びます。これまでに377回授業を実施し、7,987名の皆様にご利用いただきました(2025年8月末現在)。


 



 
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