【ぜひ見て欲しいマグロ】
はいさい!
今日も黒潮の海流に乗って大海原を泳ぐ魚たちに思いを馳せる飼育員のJです。
先日、「黒潮の海」大水槽にデビューした「コシナガ」をご紹介します。国内の水族館では沖縄美ら海水族館でしかその姿をみることができない珍しいマグロの仲間です!!

コシナガ(腰長)の英名は「longtail tuna」で、「尾が長いマグロ」という意味です。和名の「コシナガ」も「尾部が細長い」ことを表しています。沖縄県内での報告例は少なく、県内の定置網漁で「シビ」と呼ばれる小型のキハダと一緒に水揚げされることが稀にあるものの、流通量も少ないので、市場や飲食店で見かけることも滅多にありません(・o・)
私たち飼育員も図鑑でしか見たことがなかったので、この魚が優雅に海を泳ぐ姿を見かけたときには、“ヤバい、めずらしい!”という気持ちが自然と湧いてきました。
水槽内でコシナガを見つけることはかなり難しいですが、尾がスマートなマグロを探せば見分けることが出来ます!

コシナガ (尾部が細長い)

クロマグロ(尾部が少し膨らむ)
近年では、水温上昇などに伴って生息域が変化しているという報告もあるそうです。長く続いた黒潮の大蛇行の影響で、沖縄にやって来るマグロ達の行動も変わってきているのかも!?と仮説に心を躍らせています。
コシナガはまだまだ謎多き存在です。沖縄美ら海水族館での飼育展示や野外調査を通じて、生態・産卵期・回遊の実態などが少しでも明らかになって欲しいです!ご来館の際は、「黒潮の海」大水槽で「あれがコシナガかな?」と目を凝らしてみてください。
※生物の状況によっては、展示を中止・変更することがあります。
今日も黒潮の海流に乗って大海原を泳ぐ魚たちに思いを馳せる飼育員のJです。
先日、「黒潮の海」大水槽にデビューした「コシナガ」をご紹介します。国内の水族館では沖縄美ら海水族館でしかその姿をみることができない珍しいマグロの仲間です!!

コシナガ(腰長)の英名は「longtail tuna」で、「尾が長いマグロ」という意味です。和名の「コシナガ」も「尾部が細長い」ことを表しています。沖縄県内での報告例は少なく、県内の定置網漁で「シビ」と呼ばれる小型のキハダと一緒に水揚げされることが稀にあるものの、流通量も少ないので、市場や飲食店で見かけることも滅多にありません(・o・)
私たち飼育員も図鑑でしか見たことがなかったので、この魚が優雅に海を泳ぐ姿を見かけたときには、“ヤバい、めずらしい!”という気持ちが自然と湧いてきました。
水槽内でコシナガを見つけることはかなり難しいですが、尾がスマートなマグロを探せば見分けることが出来ます!

コシナガ (尾部が細長い)

クロマグロ(尾部が少し膨らむ)
近年では、水温上昇などに伴って生息域が変化しているという報告もあるそうです。長く続いた黒潮の大蛇行の影響で、沖縄にやって来るマグロ達の行動も変わってきているのかも!?と仮説に心を躍らせています。
コシナガはまだまだ謎多き存在です。沖縄美ら海水族館での飼育展示や野外調査を通じて、生態・産卵期・回遊の実態などが少しでも明らかになって欲しいです!ご来館の際は、「黒潮の海」大水槽で「あれがコシナガかな?」と目を凝らしてみてください。
※生物の状況によっては、展示を中止・変更することがあります。


