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  • 黒潮の海
  • 稀少度:★★★★★

メイチダイ※現在展示は行っておりません

南日本から東インド、西太平洋に分布する。100m以浅のサンゴ礁域や岩礁帯に主に生息し、成長すると全長40cmに達する。サンゴ礁の斜面の海底や砂れき底の上で静止していたり、ゆっくりと泳いでいることが多い。体は長い半円形で、尾鰭の後端はくぼむ。体の色は成魚と幼魚で大きく異なり、成魚は黄色みがかった銀色をしているが、幼魚は肌色の体に眼を通る黒褐色の帯と褐色の不規則な横帯がある。一本釣りのほか、刺し網、かご網、小型定置などで漁獲され、刺身、塩焼きなど、どんな料理に用いてもおいしいとされている。特に夏季に美味とされる。東京や大阪ではメイチ、和歌山県ではイチ、三重ではメイチャなどと呼ばれる。沖縄の方言では地方によってアマクチャーやイミアマクサ、アマクチシルイユーなどとも呼ぶ。

学名 Gymnocranius griseus
英名 Grey large-eye bream / Blue-lined large-eye bream
沖縄名 シルイユ
中名 灰裸頂鯛

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