本物?偽物?

突然ですが、こちらの写真をご覧ください!


大きな岩を軽々と持ち上げる飼育員。
 
沖縄美ら海水族館の飼育員は日々、
特殊な訓練を受けているためこんなことが可能なんです。
 
というのは冗談で、
実はこの岩、中が空洞なんです。


これは水族館や動物園などで多く使われている人工の岩、「擬岩」とよばれるものです。
 
さきほどの岩が本物なら、なんとか数人で持ち上がる重さですが、
大水槽に使われているような大きさだと、そうはいきません。

クレーンなどの重機を使っても、大変な作業になってしまいます。
そこで、こういった人工の岩が広く用いられているんです。

また、各水槽に合わせた形・大きさを自由に作成できるのも大きな利点ですね。
 
ちなみに、「熱帯魚の海」水槽の、赤い矢印で指されている岩ですが…


上側はこのような感じになっています。


人工物と言っても、沖縄美ら海水族館が開館しておよそ14年間、水槽の中に沈みっぱなしなので、
擬岩の表面には藻類や石灰藻などが付着し、自然の岩に限りなく近くなっています。
 
水族館を訪れた際には水槽の岩にも注目してみて下さい。
本物の岩か、そうでないか。あなたは見分けることができるでしょうか?