【夏休み特別展示「イノーで見つかる生き物たち~共生関係~」】

皆さんこんにちは。今日のテーマは共生です。
 
別の種類の生き物同士が、なんらかの関係をもって共に暮らすことを「共生」と言います。
「クマノミとイソギンチャク」の共生関係が有名ですね。
 
クマノミは毒針をもつイソギンチャクに隠れることで身を守り、イソギンチャクはクマノミに触手を食べる生き物を追い払ってもらいます。


現在、水族館の「サンゴの海」前で行われている特別展示「イノーで見つかる生き物たち」でもカクレクマノミとハタゴイソギンチャクの共生を見ることができますが、実はこの水槽にはもう一組、共生をしている生き物たちがいます。

それがカブトヤドカリとベニヒモイソギンチャクです。

カブトヤドカリ


ベニヒモイソギンチャク

ヤドカリは殻に毒針を持つイソギンチャクをくっつけることで、タコなどから食べられるのを防いでいます。
また、イソギンチャクはヤドカリに移動してもらうことで、ヒトデなどから食べられるのを防いでいます。これも立派な共生ですね。
 
水槽にいるカブトヤドカリは岩陰などに隠れるのが好きなので、正面や横など様々な角度から水槽を眺めて探してみてくださいね。
 
今回のイベント水槽で見られる生き物たちはどれも浅瀬で見られるものばかり!
皆さんも沖縄の「イノー遊び」楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
【夏休み特別展示「イノーで見つかる生き物たち」】
 展示期間:8/1(月)~8/31(水) 8:15~20:00
 展示場所:水族館3階タッチプール前
 料金:入館料のみ
※生物の状態によっては展示内容を変更することがあります。

残すところ、あと5日です!
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