希少なコトクラゲを採集、展示!
- 2017年01月27日
- 展示生物
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昨年末、沖縄美ら海水族館の所有する無人潜水艇(以下、ROV)を使って、水深200m付近の海底調査を行ってきました。
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水深200m付近と言うと、ほとんど光の届かない暗い世界ですのでROVのライトを頼りに深海生物を探していきます。
深海生物を見つけた場合には、ロボットアームを使って生物を採集することも可能です。
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上の写真は、ウミシダという生き物をロボットアームで採集しているところです。
生き物を傷つけないように、慎重に採集していきます。
(画面左の D219.9 は水深、T020.00 が水温です)
今回の調査では、数種類の深海生物の採集に成功したのですが、
その中でもとりわけ貴重なのが「コトクラゲ」という生き物です。
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コトクラゲは名前にクラゲとつきますが、
クラゲの仲間(刺胞動物)ではなく有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)という生き物に分類されます。
刺胞の代わりに、粘性の高い糸を体の上端から伸ばして、流れてくるプランクトンなどを捕まえ、餌にしています。
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コトクラゲは体が非常に柔らかいため、採集が難しい生き物ですが、
ROVのロボットアームと吸引装置を駆使してなんとか採集に成功することができました。
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採集したコトクラゲは、「深海の小さな生き物」コーナーで展示していますよ。
是非ご覧ください!
※生き物の状態によっては展示を取りやめる場合があります。
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水深200m付近と言うと、ほとんど光の届かない暗い世界ですのでROVのライトを頼りに深海生物を探していきます。
深海生物を見つけた場合には、ロボットアームを使って生物を採集することも可能です。
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上の写真は、ウミシダという生き物をロボットアームで採集しているところです。
生き物を傷つけないように、慎重に採集していきます。
(画面左の D219.9 は水深、T020.00 が水温です)
今回の調査では、数種類の深海生物の採集に成功したのですが、
その中でもとりわけ貴重なのが「コトクラゲ」という生き物です。
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コトクラゲは名前にクラゲとつきますが、
クラゲの仲間(刺胞動物)ではなく有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)という生き物に分類されます。
刺胞の代わりに、粘性の高い糸を体の上端から伸ばして、流れてくるプランクトンなどを捕まえ、餌にしています。
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コトクラゲは体が非常に柔らかいため、採集が難しい生き物ですが、
ROVのロボットアームと吸引装置を駆使してなんとか採集に成功することができました。
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採集したコトクラゲは、「深海の小さな生き物」コーナーで展示していますよ。
是非ご覧ください!
※生き物の状態によっては展示を取りやめる場合があります。