守れ!銀色に輝く柔肌
- 2017年01月27日
- 水族館の裏側
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先日、専用水槽での再登場を果たした深海エリアのオキナワオオタチですが、
今回はタチウオ水槽ができるまでをご紹介したいと思います。
これはタチウオが入る前の水槽、マチ水槽です。沖縄の食卓を飾る深海性フエダイの仲間を中心に展示していました。
今回はタチウオ用にこの水槽を使っての展示を目指しました。
作業が大掛かりになるために、12月の閉館日に2日掛かりで行われました。
まずは砂出し。水族館の床面との差を埋めるために50cmもの砂が敷き詰められていました。
ガラスや壁を傷つけないように地道に小さなスコップで砂を出していきます。
元々水深のある水槽でしたが、立って泳ぐタチウオの為に、水深はあればあるほど安心です。
お次は泳ぐスペースを確保するために擬岩を取り外していきます。
飼育員と比べても分かるように、とっても大きな擬岩が入っていました。
(擬岩について、詳しくはコチラをご覧ください。)
出した後は何やら塩ビパイプの骨組みが設置されました。
これはなんでしょうか?
なんと飼育員がカーテンのように透明のビニールを取り付けていくではありませんか!
実はこれ、タチウオのお肌を守るための保護シートだったのです!
銀色に輝く、美しいタチウオの体ですが、ウロコをもっていません。
そのため、非常に傷つきやすく、擦り傷が多くなると死んでしまいます。
それを防止するためのシートだったんですね。
綺麗にシートが張れました。これで専用水槽は完成!
タチウオが展示されるまでには、こんな飼育員の苦労と気遣いがあったのです。
こうして、再登場を果たし、専用水槽で泳ぐオキナワオオタチ。
是非、皆さんの目でご覧ください。
※生き物の状態によっては展示を取りやめる場合があります。
今回はタチウオ水槽ができるまでをご紹介したいと思います。
これはタチウオが入る前の水槽、マチ水槽です。沖縄の食卓を飾る深海性フエダイの仲間を中心に展示していました。
今回はタチウオ用にこの水槽を使っての展示を目指しました。
作業が大掛かりになるために、12月の閉館日に2日掛かりで行われました。
まずは砂出し。水族館の床面との差を埋めるために50cmもの砂が敷き詰められていました。
ガラスや壁を傷つけないように地道に小さなスコップで砂を出していきます。
元々水深のある水槽でしたが、立って泳ぐタチウオの為に、水深はあればあるほど安心です。
お次は泳ぐスペースを確保するために擬岩を取り外していきます。
飼育員と比べても分かるように、とっても大きな擬岩が入っていました。
(擬岩について、詳しくはコチラをご覧ください。)
出した後は何やら塩ビパイプの骨組みが設置されました。
これはなんでしょうか?
なんと飼育員がカーテンのように透明のビニールを取り付けていくではありませんか!
実はこれ、タチウオのお肌を守るための保護シートだったのです!
銀色に輝く、美しいタチウオの体ですが、ウロコをもっていません。
そのため、非常に傷つきやすく、擦り傷が多くなると死んでしまいます。
それを防止するためのシートだったんですね。
綺麗にシートが張れました。これで専用水槽は完成!
タチウオが展示されるまでには、こんな飼育員の苦労と気遣いがあったのです。
こうして、再登場を果たし、専用水槽で泳ぐオキナワオオタチ。
是非、皆さんの目でご覧ください。
※生き物の状態によっては展示を取りやめる場合があります。