【アゴ大丈夫?小さな大食漢!】

ハイサ~イ!
みなさんは、黒潮大水槽の中で大きな口を持つ魚といえば、どの魚を思い浮かべますか?
一番にジンベエザメやナンヨウマンタ(通称マンタ)などを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。

もちろんジンベエザメたちも大きな口を持っているのですが、
黒潮大水槽には隠れた大口を持つ魚がいます!

それがこちらの魚!

名前はグルクマといいます。
沖縄県外の方には馴染みのない名前かもしれませんが、日本では沖縄近海にのみ生息するサバの仲間です。
全長は約40cm。大きな群れを作る魚で黒潮大水槽でも常にこのような見事な群れで行動しています。

さて、こちらのグルクマ・・・実は餌を食べる時になると衝撃的な姿になります!!!
それがこちら↓


アゴが外れるではないかと心配になるほどの大口!

しかも、こんなに大きな口を開けて泳いでいたら海水も胃袋に一緒に入っていくのでは?と、
中には気になった方もいるかもしれません。
でも、心配ご無用!
グルクマは動物プランクトンなどの小さな餌を食べていますが、海水は鰓孔(えらあな)から出し、
その内側にある鰓耙(さいは)というクシ状の器官で餌だけを濾しとって食べているのです。


このような餌の食べ方は「濾過採食(ろかさいしょく)」といいます。
ちなみに、体のサイズは全く違いますがジンベエザメやマンタもこのような食べ方をするんですよ。

ジンベエザメへの餌やり(15時/17時)後、海水中に残った餌を食べるため、大きな口を開けている
グルクマをよく見かけます。
皆さんもぜひ探してみてくださいね!