【淡水にくらすクラゲ】

みなさん、はいさい!
今日は淡水にくらすクラゲを紹介します。クラゲは海にしかいないとクラゲの飼育を担当するまでは思っていたのですが、実は淡水にくらすクラゲもいるんです。
日本で見られる淡水にくらすクラゲのほとんどはマミズクラゲ(Craspedacusta sowerbyi)という種類です。湖沼やため池、貯水槽など様々な場所に出現しますが、毎年同じ場所で出現することは少ないようで、神出鬼没のクラゲなどとも言われています。
沖縄でもマミズクラゲが出現する場所があり、今回採集をさせていただきました。



このマミズクラゲは寿命があまり長くないことや適した餌が手に入りにくいことなどから、長く飼育することが難しく、今までも何度か展示はしたものの、短期間の展示でした。今回は新しい餌を試したのですが、残念ながらうまくいきませんでした。また再挑戦したいと思います。しかし、今回は卵やポリプが採れたので、もしかするとここから新しくクラゲを殖やせるかもしれません!


マミズクラゲの卵


マミズクラゲのポリプ

簡単ではないと思いますが、みなさんに見ていただけるよう頑張って飼育したいと思います。
楽しみに待っていてくださいね!
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