【新しい名前が決まりました!】

みなさん、はいさい!
本日は嬉しいニュースをご紹介♪
深海コーナーで展示しているウニの仲間に、名前(和名)がつきました!
新しく名前がついたウニは、こちら。

これまでティモール海やフィリピン、バリ島の水深70-400mで見つかっていた種類で、Eremopyga denudata (de Meijere, 1903)と言います。
当館が実施しているROV調査で2017年と2018年に発見し、東京大学大学院と国立科学博物館との共同研究として、昨日、沖縄初記録種としての論文が無事に掲載されました。
日本では鹿児島県から発見の記録があったのですが、まだ和名は付いておらず、光のほとんど届かない暗い深海底に暮らしていることから「ヤミガンガゼ」と名付けました。


ROVの観察により、トゲの周囲にはエリマキエビや、ヒカリイシモチの仲間が共生することも明らかになりました♪
ヤミガンガゼのフンを調べたところ、海藻の切れ端や海綿動物の破片などが見つかっており、何を食べるのかも今回初めて明らかになりましたよ。


ヤミガンガゼは、深海の小さな生き物コーナーにて2個体展示していますので、ぜひ遊びに来てくださいね。
 
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