【続編 ワクワクドキドキした話】
- 2019年05月25日
- 展示生物, ROVでの生物調査・採集, 深海生物
- 0
みなさん、はいさい!
5月7日の美ら海だよりで紹介した「ワクワクドキドキした話」を覚えているでしょうか?
写真の生き物について、その後色々と調べた結果・・・
なんと、1997年に新種記載されて以来(沖縄で発見されました)、再発見は今回が初めてとなるサンゴの仲間であることが判明しました!
どうりで見たことないわけですねぇ。
さきほどの写真はポリプを全て閉じた状態ですが、ポリプを開くと、また印象が変わりますよ。
まずは横から。
続いて正面。
さて、先にご紹介した写真には体全体が映っていないのですが、非常に長い柄(え)の部分が特徴で、なんと体全体の9割以上を柄が占めています。
この特徴から、和名は「エナガトサカ」と名付けられています。
採集した場所を漁師さんに尋ねたところ、「水深90m付近だよ」とのことだったので、そのあたりの水深を丸2日間かけてROVで調査してきました。
血眼になって探し回った甲斐あり、発見できましたよー♪
水深120mの砂底状に、ポツンとたたずむエナガトサカです。
意外と周囲に何にもないところにいるんですねぇ。
長さ10cm程度と、先に漁師さんに頂いていた個体と比べると小さめでしたが、無事に捕獲成功です。
というわけで、深海の小さな生き物コーナーで、エナガトサカの世界初となる展示を開始しましたよ♪
みなさんぜひ、貴重な八放サンゴの仲間「エナガトサカ」を観察しに来てくださいね。
※生物の状態により展示を終了することがあります。予めご了承ください。
5月7日の美ら海だよりで紹介した「ワクワクドキドキした話」を覚えているでしょうか?
写真の生き物について、その後色々と調べた結果・・・
なんと、1997年に新種記載されて以来(沖縄で発見されました)、再発見は今回が初めてとなるサンゴの仲間であることが判明しました!
どうりで見たことないわけですねぇ。
さきほどの写真はポリプを全て閉じた状態ですが、ポリプを開くと、また印象が変わりますよ。
まずは横から。
続いて正面。
さて、先にご紹介した写真には体全体が映っていないのですが、非常に長い柄(え)の部分が特徴で、なんと体全体の9割以上を柄が占めています。
この特徴から、和名は「エナガトサカ」と名付けられています。
採集した場所を漁師さんに尋ねたところ、「水深90m付近だよ」とのことだったので、そのあたりの水深を丸2日間かけてROVで調査してきました。
血眼になって探し回った甲斐あり、発見できましたよー♪
水深120mの砂底状に、ポツンとたたずむエナガトサカです。
意外と周囲に何にもないところにいるんですねぇ。
長さ10cm程度と、先に漁師さんに頂いていた個体と比べると小さめでしたが、無事に捕獲成功です。
というわけで、深海の小さな生き物コーナーで、エナガトサカの世界初となる展示を開始しましたよ♪
みなさんぜひ、貴重な八放サンゴの仲間「エナガトサカ」を観察しに来てくださいね。
※生物の状態により展示を終了することがあります。予めご了承ください。