【元通り!】
- 2019年07月30日
- 展示生物, ROVでの生物調査・採集, 深海生物
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みなさん、はいさい!
本日は、深海の小さな生き物コーナーで展示している「クボエビ」のご紹介です。
歩脚や頭胸甲(“とうきょうこう“と読み、頭の部分です)、そして触角など、いたるところがトゲトゲしている、カッコいい深海性のエビです。
このエビ、沖縄では生息数がかなり少ないのか、沖縄美ら海水族館がオープンして以来、1度しか採れたことがありません。
採れた水深が180-300m付近ですので、ROV(小型の無人潜水艇)の調査で目撃してもおかしくないはずなのですが・・・
さて、そんな貴重なクボエビ。
写真の個体は2017年8月25日にカゴ採集で捕獲したものですが、実は搬入の際に触角を1本折ってしまいました!
折れたのは、周りを探るセンサーとして使ったり、たくさんのトゲで外敵を追い払ったりしているであろう、第2触角と呼ばれる太くて長い方の触角です。
折れたトゲを見るたびに悪いことしたなぁと心苦しい思いをしていたのですが、飼育開始数ヶ月後にしっかり脱皮をしてくれて、無事に元通り生えてくれました♪
よく見比べると、新しく生えた方が細く弱々しいのですが、今後しっかり成長してくれることに期待します。
飼育開始からもうすぐ丸2年。今後も長い付き合いができるよう、気を引き締めてお世話をしていきたいと思います。
本日は、深海の小さな生き物コーナーで展示している「クボエビ」のご紹介です。
歩脚や頭胸甲(“とうきょうこう“と読み、頭の部分です)、そして触角など、いたるところがトゲトゲしている、カッコいい深海性のエビです。
このエビ、沖縄では生息数がかなり少ないのか、沖縄美ら海水族館がオープンして以来、1度しか採れたことがありません。
採れた水深が180-300m付近ですので、ROV(小型の無人潜水艇)の調査で目撃してもおかしくないはずなのですが・・・
さて、そんな貴重なクボエビ。
写真の個体は2017年8月25日にカゴ採集で捕獲したものですが、実は搬入の際に触角を1本折ってしまいました!
折れたのは、周りを探るセンサーとして使ったり、たくさんのトゲで外敵を追い払ったりしているであろう、第2触角と呼ばれる太くて長い方の触角です。
折れたトゲを見るたびに悪いことしたなぁと心苦しい思いをしていたのですが、飼育開始数ヶ月後にしっかり脱皮をしてくれて、無事に元通り生えてくれました♪
よく見比べると、新しく生えた方が細く弱々しいのですが、今後しっかり成長してくれることに期待します。
飼育開始からもうすぐ丸2年。今後も長い付き合いができるよう、気を引き締めてお世話をしていきたいと思います。