【珍奇生物その2】
- 2019年10月28日
- 展示生物, ROVでの生物調査・採集, 深海生物
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みなさん、はいさい。
深海コーナーで展示している「珍奇生物」たち、おかげさまで沢山の来館者に注目していただけています。
さて、そんな珍奇生物の中から、本日ピックアップするのは、この生き物。
うーん、見た目のインパクト大ですねぇ。
こちらの生き物は、「フクロアシナマコ」と言います。
これまでフィリピンやニューカレドニアから知られていた種類で、日本で発見されたのは実はごく最近(2017年)という非常に珍奇なナマコなのです。
日本では小笠原と高知の水深100-261mから報告されていますが、そちらで発見された個体は標本になっているので、生きた姿が見られるのは沖縄美ら海水族館だけです。
沖縄周辺では、水深200m付近の砂泥底に生息していますが、当館のROV調査でも数回しか発見したことがないので、生息数はあまり多くはないようです。
また、飼育下で本種を観察していると、たびたび砂の中にもぐる様子も確認されているので、自然下では余計に見つけづらいのでしょう。
砂にもぐる途中のフクロアシナマコ
非常にレア、且つ、見た目インパクト大な「フクロアシナマコ」、ぜひこの機会にご覧ください。
深海コーナーで展示している「珍奇生物」たち、おかげさまで沢山の来館者に注目していただけています。
さて、そんな珍奇生物の中から、本日ピックアップするのは、この生き物。
うーん、見た目のインパクト大ですねぇ。
こちらの生き物は、「フクロアシナマコ」と言います。
これまでフィリピンやニューカレドニアから知られていた種類で、日本で発見されたのは実はごく最近(2017年)という非常に珍奇なナマコなのです。
日本では小笠原と高知の水深100-261mから報告されていますが、そちらで発見された個体は標本になっているので、生きた姿が見られるのは沖縄美ら海水族館だけです。
沖縄周辺では、水深200m付近の砂泥底に生息していますが、当館のROV調査でも数回しか発見したことがないので、生息数はあまり多くはないようです。
また、飼育下で本種を観察していると、たびたび砂の中にもぐる様子も確認されているので、自然下では余計に見つけづらいのでしょう。
砂にもぐる途中のフクロアシナマコ
非常にレア、且つ、見た目インパクト大な「フクロアシナマコ」、ぜひこの機会にご覧ください。