【祝★ツルタコクモヒトデ】
- 2020年12月21日
- ROVでの生物調査・採集, 記録, 飼育員のお仕事
- 0
みなさん、はいさい!
深海担当的ビッグニュース!なんと、昨年の美ら海だより(2019年6月30日投稿【なにがなんやら】)で紹介した「ツルタコクモヒトデ」が飼育を開始してから1年半を迎えました!拍手!
はじめて飼育する生き物は、生息環境や餌などの情報が少ない(ほとんどないことも!)ため、手探りで飼育し始めます。
ツルタコクモヒトデの場合、ROV(無人潜水艇)で水温や生息環境を確認・撮影できたので、その貴重な情報をもとにツルタコクモヒトデにとって心地よい環境にできる限り近づけた水槽のレイアウトを考えます。
水深200m付近の砂泥底にて、海底に沈んだロープに腕を巻き付けて体を固定している様子(ROVで確認)
水槽中央の見やすい位置に落ち着くように水槽内の水の流れを調整しつつ、体を固定できるものを水槽の中に入れます。
しっかり腕を巻き付けていますね!
餌はというと…はじめはミンチを口付近につけてみたり、いろいろ試したところ、餌の存在を何かしら(匂い?)で察知すると腕を伸ばす様子が見られました。
腕の先端にイサザアミをピンセットで持っていくと、腕を器用につかってイサザアミをキャッチ!最近は餌を腕につかませて与えています。
くるくるした腕がかわいいツルタコクモヒトデの摂餌シーンは必見です!
動画はこちら→ツルタコクモヒトデお食事タイム
がっちりロープに巻き付いているか、くるくるした腕を伸ばしているか、いろんな姿を魅せるツルタコクモヒトデ、是非見に来てくださいね♪
深海の小さな生き物コーナーで展示中です!
深海担当的ビッグニュース!なんと、昨年の美ら海だより(2019年6月30日投稿【なにがなんやら】)で紹介した「ツルタコクモヒトデ」が飼育を開始してから1年半を迎えました!拍手!
はじめて飼育する生き物は、生息環境や餌などの情報が少ない(ほとんどないことも!)ため、手探りで飼育し始めます。
ツルタコクモヒトデの場合、ROV(無人潜水艇)で水温や生息環境を確認・撮影できたので、その貴重な情報をもとにツルタコクモヒトデにとって心地よい環境にできる限り近づけた水槽のレイアウトを考えます。
水深200m付近の砂泥底にて、海底に沈んだロープに腕を巻き付けて体を固定している様子(ROVで確認)
水槽中央の見やすい位置に落ち着くように水槽内の水の流れを調整しつつ、体を固定できるものを水槽の中に入れます。
しっかり腕を巻き付けていますね!
餌はというと…はじめはミンチを口付近につけてみたり、いろいろ試したところ、餌の存在を何かしら(匂い?)で察知すると腕を伸ばす様子が見られました。
腕の先端にイサザアミをピンセットで持っていくと、腕を器用につかってイサザアミをキャッチ!最近は餌を腕につかませて与えています。
くるくるした腕がかわいいツルタコクモヒトデの摂餌シーンは必見です!
動画はこちら→ツルタコクモヒトデお食事タイム
がっちりロープに巻き付いているか、くるくるした腕を伸ばしているか、いろんな姿を魅せるツルタコクモヒトデ、是非見に来てくださいね♪
深海の小さな生き物コーナーで展示中です!