【「浦島太郎」に出てくるウミガメはオス?メス?】
みなさん、はいさい!
この度、沖縄美ら海水族館が発行している「〇〇のふしぎ」シリーズの最新作「ウミガメのふしぎ」がついに発売されました!(¥400 税込)
販売している美ら海プラザ内ショップ「ブルーマンタ」には以下のようなPOPを設置しています。
「浦島太郎のウミガメの種類は?オス?メス?」
お客様からたまに寄せられるこの疑問、POPに書いてあるように、冊子を読んでいただければ答えにたどりつくことはできますが…
実は、冊子内には明確に正解が記載されておりません。
そこで、今回は冊子に掲載されている内容をもとに、詳しく解説させていただきたいと思います!
まずは自力で答えにたどりつきたい!という方は「ウミガメのふしぎ」を熟読された後の閲覧をお勧めします。
↓↓↓↓↓↓(答えを知りたい方は下へスクロールお願いします。)↓↓↓↓↓↓↓
では、解説していきます。
まず浦島物語の序盤、子どもたちがウミガメをいじめていたのは陸の上でしたよね。
ウミガメは砂浜の卵から誕生して、その後陸に上がることはないのですが、一つだけ例外があります。
そう、産卵です。
メスのウミガメは産卵の時期になると砂浜に上陸、砂中に100~150個の卵を産み落とし海に戻るという行動を、およそ2週間ごとに3~4回繰り返します。
そして、日本国内のどこに卵を産みにくるのか?
以下の地図をご覧ください。
日本国内で産卵を行うウミガメはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類。
赤色で囲われた地域はアカウミガメ、青色はアオウミガメ、といったように、こちらの地図にはどの種類が、どの場所で産卵を行うかが記されています。
浦島太郎の物語は、沖縄ではなく本州・四国地方が発祥と言われています。
…もうお分かりですね。
地図を見てみると、本州にて産卵を行う種類はアカウミガメしかいません。
よって、浦島太郎が助けたウミガメは本州地方で陸に上がっていたことから、
「アカウミガメ」の「メス」
の可能性があると推定できるわけです。
(※アオウミガメが静岡県に上陸したという記録はあります)
いかがでしたか?
浦島太郎に登場することで有名なウミガメですが、一般の方に知られていないことが意外とたくさんあります。
今回ご紹介した内容のほかにも、冊子内では「世界にウミガメは何種類?」「甲らの中はどうなっている?」「沖縄で産まれた仔ガメはどこへ向かう?」などウミガメに関する疑問について、詳しく解説しています。
「ウミガメのふしぎ」以外に、サメ、サンゴ、クラゲなどをテーマにした「〇〇のふしぎ」シリーズも絶賛発売中です!
どれもお求めやすい価格となっていますので、ご来館の際にはぜひお買い求めください。
・サメのふしぎ、魚のふしぎ 450円(税込)
・サンゴのふしぎ、クラゲのふしぎ 各400円(税込)
・サメのふしぎ とびだす!サメ肌図鑑(赤青メガネ付き) 500円(税込)
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ウミガメは砂浜の卵から誕生して、その後陸に上がることはないのですが、一つだけ例外があります。
そう、産卵です。
メスのウミガメは産卵の時期になると砂浜に上陸、砂中に100~150個の卵を産み落とし海に戻るという行動を、およそ2週間ごとに3~4回繰り返します。
そして、日本国内のどこに卵を産みにくるのか?
以下の地図をご覧ください。
日本国内で産卵を行うウミガメはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類。
赤色で囲われた地域はアカウミガメ、青色はアオウミガメ、といったように、こちらの地図にはどの種類が、どの場所で産卵を行うかが記されています。
浦島太郎の物語は、沖縄ではなく本州・四国地方が発祥と言われています。
…もうお分かりですね。
地図を見てみると、本州にて産卵を行う種類はアカウミガメしかいません。
よって、浦島太郎が助けたウミガメは本州地方で陸に上がっていたことから、
「アカウミガメ」の「メス」
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(※アオウミガメが静岡県に上陸したという記録はあります)
いかがでしたか?
浦島太郎に登場することで有名なウミガメですが、一般の方に知られていないことが意外とたくさんあります。
今回ご紹介した内容のほかにも、冊子内では「世界にウミガメは何種類?」「甲らの中はどうなっている?」「沖縄で産まれた仔ガメはどこへ向かう?」などウミガメに関する疑問について、詳しく解説しています。
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