【休館中の水族館の中で・・・】

みなさん、はいさい！解説員のRです。
5月23日から臨時休館している当館ですが、その中で、スタッフはそれぞれの仕事をしています。例えば、飼育員は、普段できないレイアウトの変更や、展示交換など。そして、私たち解説員は、館内の掲示物の見直しや解説練習に励んでいます。
 
今回は、新人解説員の練習の様子を少しご紹介します。
当館ではこれまで、館内各所で解説を行い、海の生き物の面白さをお伝えしてきましたが、昨年の春から新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お客様が密な状態にならないように、解説を控えています。ですが、今後の解説再開を見越して、いつでも楽しい解説ができるよう、先輩から後輩への指導・練習を続けています。

こちらは、ジンベエザメのくらす「黒潮の海」水槽での解説練習の様子です。生き物たちの動きは、その時によって変わりますので、解説は、シナリオ通りというわけにはいきません。動きに合わせて紹介できるよう、実況中継の練習も大切です。専門学校を出て、社会に出たばかりの新人解説員Tは、まだ、人前で話すことに慣れていません。そこで、先輩から言葉のバリエーションや、聞き取りやすい話し方、間の取り方など、色々なことを教わってお客様の前にデビューします。
 
休館が明け、解説が再開できるようになるまで、トークに磨きをかけておきますので楽しみにしていてくださいね。