【☆祝2周年☆】

みなさん、はいさい。
先日、巡回作業のついでに海岸でゴミ拾いをしていたのですが、ふと海の方を見ると、雲がとってもきれいでしたよ。

ん?雲(クモ)?
クモと言えば、深海コーナーで展示中のツルタコクモヒトデが、飼育開始から丸2年を迎えました!

丸2年を記念して、腕を2本伸ばしたカッコいいポーズをお披露目です!
ツルタコクモヒトデはこのように、枝分かれした腕を広げ、流れてくる餌をからめとって捕まえる棘皮動物(ヒトデやナマコなど)の仲間です。

2年前、水深200m付近に沈んでいたロープにつかまっているところを発見した日を思い出しますねぇ。

さて、深海に沈んでいたロープ(深海ゴミ)と一緒に発見されたツルタコクモヒトデですが、実はこのように深海ゴミと一緒に発見される生き物は少なくないのです。

海底に沈んだ空き缶や漁具に身を隠すウツボの仲間や・・・


ジンケンエビの周囲にも、たくさんのペットボトルが!
 
漂着したゴミであれば回収することも可能ですが(もちろんその前に、生き物が餌と間違えて食べてしまうこともあります)、深海に沈んだゴミを回収することは非常に困難です。
 
こうした現状が少しでも良くなるよう、ゴミをポイ捨てしないことはもちろん、私たち一人一人が簡単にできることとして、エコバックやマイボトルを持参するなど、使い捨てゴミを減らす取り組みをしていきたいですね。
 
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