【イルミネーション!?】

みなさん、はいさい!
冬といってみなさんが思い浮かべるのは何でしょう?
雪、こたつ、鍋、スキー、などいろいろあると思いますが、街並みを彩るイルミネーションも冬のイメージがありますよね!
 
今回はイルミネーションのように光る生き物をご紹介します。
展示しているのは「サンゴ礁への旅 個水槽」の縦長の水槽が並ぶコーナーです。

水槽の見た目はこんな感じです。
水槽全体が青く、怪しい雰囲気が漂っていますね。
それに水槽の表面には丸い窓のようなものが並んでいます。
 
その窓から生き物をのぞいてみると・・・

な、なんと、こんな風に魚の眼や体に入る線が光って見えます!!
こちらは「キツネウオ」という魚です。
眼が光って見えるので、まるでジト目で見られているようですね・・・
 
実はキツネウオ、光ると言っても、自分で光を発しているわけではないんです。
ホタルのようにルシフェリン、ルシフェラーゼ反応によって、自ら発光している生き物とは対照的に、キツネウオは蛍光タンパク質というものを持ち、その蛍光タンパク質が青い光を吸収して蛍光色として放出しているのです。
そのため、青い光を当てることでキツネウオはこの写真のように蛍光して見えるんです。
 
水槽の表面に張り付けてある丸い窓、実は黄色のフィルターで、そのフィルターを通して見ると生き物たちの蛍光をよりはっきりと観察することができます。
水槽には他にもヤシャベラやソフトコーラルの仲間も展示しています。




緑色に光る生き物たちはなんとも幻想的です。
水族館にお越しの際には、イルミネーションのように光る蛍光生物をぜひご覧くださいね!
 
※生物の状況により予告なく展示を変更することがあります。ご了承ください。
 
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