【ニョロっとしたアイツ】

みなさん、はいさい!
解説員のUです!
突然ですが皆さん、ウツボと聞くと、どんな模様をイメージしますか?
黄色い体?黒の斑点?それとも全身茶色のウツボでしょうか?
実は一括りにウツボと言っても、さまざまな模様の種類がいるんです!
今日は沖縄美ら海水族館で見られるウツボのうち4種をご紹介します!
 
まずはこちら

館内に入って2番目の、カラフルな魚達が泳ぐこちらの水槽「熱帯魚の海」には、2種類のウツボがひっそりと暮らしています。
 
「ニセゴイシウツボ」


「ドクウツボ」です。

見た目がよく似ているこの2種ですが、体の斑点の大きさで見分けることができます。
個体差はありますが、大きい斑点が体の半分から尾鰭にかけてあるのがドクウツボ、
反対に小さい斑点が全身に散らばっているのがニセゴイシウツボです。
 
続いて、「サンゴ礁への旅 個水槽」


ここには「ダイオウキカイウツボ(仮)」がいます!

何やら難しい名前・・・の後ろに(仮)とありますが、実はこの名前“仮称”なんです。
当館で展示中の個体が日本で初めて発見された1匹で、国内での呼び方が決まっていなかったため、仮の名前として今の名称が付きました。とても貴重な種類ですので、ぜひ水槽を覗いてみてくださいね!
 
最後にご紹介するウツボは深海コーナー入口の水槽で暮らしています。


それがこちら!「アミウツボ」です。

体に縞模様が入っているのが特徴。沖縄の海では水深200m付近から採集されますが、本州ではもう少し浅い海で見つかることもあるようです。岩の隙間だけではなく砂の上でじっとしていることもあります。中々見えるところに出てきてくれないので、見れた方はとてもラッキーな1匹です!
 
水族館で見られる、個性豊かな柄のウツボたちは、いかがでしたか?
今日ご紹介したウツボたちは、昼間は岩場に隠れていることが多いのですが、餌の時間や夜になると動き始めます。8月末までは閉館時間が20時(入館締切19時)なので、水槽を泳ぐウツボの姿も見られるかも!?当館にお越しの際には、今日ご紹介した模様の違いに注目しながら是非探してみてくださいね。
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