【暗がりに潜む赤い魚】

みなさん、ハイサイ!解説員のSです。
今回は僕のおすすめの生き物を紹介したいと思います。
それがこちら!

「アカマツカサ」です。
名前の由来は、体が赤くて模様が松かさ(松ぼっくり)に似ているからだと言われています。
沖縄では、「ミンタマアカイユー」と呼ばれています。
「ミンタマ」は大きな目、「アカ」が赤色、「イユ」が魚という意味です。
アカマツカサは美味しいお魚として、沖縄県民に親しまれているんですよ。
 
こちらの魚は「熱帯魚の海」でご覧いただけますが…どこにいるか分かりますか?






ここです!

見つけにくいですよね!!
アカマツカサは夜行性の生き物なので、日中は岩陰にいることが多いのですが、
「赤」というのは暗がりでは目立ちにくい色なので、岩陰にいることで敵から身を隠すことができます。
 
さて、この隠れ上手なアカマツカサが日中でも見やすい時があるんです!
それがエサやりの時間です。

水槽の魚達がエサを求めてお客様の目の前に集まります。
普段隠れているアカマツカサも全身を観察することができますよ。
「熱帯魚の海」のエサやりは13:00と15:30です。
ご来館の際は、是非アカマツカサを探してみてください!
  • 海洋博公園・沖縄美ら海水族館公式Facebook
  • 沖縄美ら海水族館