【大きな口の不思議なウミウシ】


みなさん、はいさい!
 
今回は、「深海の小さな生き物」コーナーで展示している「ヤマトメリベ」について紹介します!



ヤマトメリベは、最大50cmにもなる大型のウミウシの仲間です。
日本近海に分布しており、本州では春に海面で観察されることもありますが、当館が沖縄近海で実施しているROV(小型の無人潜水艇)調査では、水深約210mで確認されています。



今回のROV調査では、水底を這うように移動しているところを観察できましたよ!
 
飼育していると泳ぐ姿や餌を食べる時の行動も観察できました。
まずは、泳ぐ姿を見てみましょう!



泳ぐ時は写真のように、体をくねらせて泳ぎます。
ちなみに、泳いでいる時も口を開けたり、閉じたりしているんですよ!
 
次に、餌を食べる時の行動を見てみましょう!







餌を取る際は、写真のように口を大きく袋状に広げ、小さな甲殻類などを閉じ込めた後、袋を縮めることで餌を取りこみます。
 
泳ぎ方も餌の食べ方も少し変わっていてとても面白いですね!


 


「ヤマトメリベ」は、現在こちらの水槽で展示していますので、ぜひご覧ください。

 
  • 海洋博公園・沖縄美ら海水族館公式Facebook
  • 沖縄美ら海水族館