【大きな口のフエダイの仲間】

  • 8時間前
はいさい!
深海飼育員のTです。
今回は、深海コーナー最初の水槽で、最近圧倒的な存在感を放っている深海魚をご紹介します!その名も「オオグチイシチビキ」です。
 


今年の4月から、当館で7年ぶりとなる展示を行っています。
沖縄では「タイクチャーマチ(大きな口をした深海のフエダイ類)」と呼ばれており、おいしい魚としても親しまれていますよ。
名前のとおり、非常に大きな口が特徴です。また、体高が低く、尾ビレが二又に深く分かれています。
これは水の抵抗を減らすためなのでしょうか?
水槽内でも水流が強い場所で力強く遊泳する姿が観察できますよ!
 
さて、そんなオオグチイシチビキですが、実は水圧の変化に弱く展示が難しい種類です。
水族館にやってきてからも、しばらくの間はなかなか餌を食べず心配しましたが、今ではイカやサバ、オキアミなどを食べて元気にすごしています!
ご来館の際には、大きな口そして力強い泳ぎをあわせ持つオオグチイシチビキを、ぜひ観察してみてくださいね。
 
 
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