【アオリイカの展示開始!】
みなさん、はいさい!
「サンゴ礁への旅 個水槽」にて、新しく「アオリイカ」の展示がスタートしました!

みなさん生きたイカを見たことはありますか?
食用としても馴染みのあるイカですが、案外、泳いでいる姿を見たことがある人は少ないのではないかと思います。アオリイカだけではなく、イカタコの仲間は飼育に手間がかかることが多く、また寿命も1年ほどと短いため、展示をしている水族館は限られています。
アオリイカはとても艶々とした体で、水中で見るととても不思議な感じがします。また、とても大きな目で常に周りの状況を確認している姿は、毎日見ている私たち飼育員も引き込まれてしまいます。

そんなアオリイカですが、最新の研究では「眼」の左右性に着目した研究がされています。研究の結果、アオリイカが「獲物を見るとき」と「仲間同士を見るとき」に左右どちらの眼を使うのかは、偏りが存在しているということが分かってきたそうですよ。
実は多くの生き物でこのような左右性があることは知られており、私たち人間も例外ではありません。右脳と左脳で脳にそれぞれ別の得意分野があるという話をどこかで耳にしたことがある人も多いはずです。
行動をよく観察してみると、個体同士の関わり合いが見て取れて中々おもしろいのがアオリイカです。みなさんもぜひ、アオリイカをゆっくりご覧ください!


