一日職場体験
- 2015年10月19日
- 水族館の裏側
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先日、水族館近隣、名護市内の中学2年生6名が、総合学習の一環として水族館で職場体験学習を行いました。学校では学べない、実際の「職場」を体験してもらうことで、働くことに対しての関心や、社会的に必要な常識やマナーを身につけてもらうことを目的としています。
まずは、飼育員の大事な仕事でもある、魚たちのエサ作りからスタート。まな板の上には大量のイカが・・・。それの内臓を取り除く作業から入りました。包丁の扱い方に、隣で見ている飼育員もハラハラドキドキ。きちんと家でお手伝いをしているかが、これで分かります!
そして、ジンベエザメのエサ作りへ。水族館には3匹のジンベエザメがいますが、それぞれ体の大きさが違うため、エサの量も違います。生徒たちは、用意されたメニュー表を見ながらエサを計量し、それぞれのバットへ詰めていきました。その表情は、真剣そのもの。その後、実際に飼育員が働く現場を見学。予備水槽の役割の説明を聞いたり、ジンベエザメにエサを与える際に使用している道具(柄杓)を持ってみたり。
初めは皆緊張していたのか、飼育員の質問にもモジモジしていましたが、一人ひとりに仕事を任せると、最後までしっかりと働いていましたよ!何よりも、挨拶がきちんとできていたことに感心させられました。
この体験を通して、将来の夢の一つに「水族館の飼育員」が出てきてくれるといいな~と願うばかりです。海洋博公園では、水族館及び公園内の各施設において、職場体験学習を受け入れています。詳しくは、下記をご覧ください。
美ら海教育普及プログラム
→ https://churaumi.okinawa/about/programtaiken/